172

view

LC-32D30にしても26D30にしても、まだ現行品のようですが、在庫処分がいつになるかが最も注目すべき点かなという気がします。年末年始の商戦・決算などいろいろなセールの時期がありますが、特にデジタル家電のような製品の入れ替わりの激しい家電の場合はそれにもまして後継機と入れ替わりの在庫処分時に大きく値を下げやすい傾向があると思います。ですからセールの時期にだけ注目せず、上記2機種がいつ頃処分に入るかについて注目されるのが一番よいのではと思えます。もちろん処分とセール時期が重なればさらなる安値も期待できると思います。上記2機種に関してですが、今年2月上旬の発売ということから推測する限り、普通に考えると来年の2月上旬に後継機が発売されると予想できると思いますが、こればっかりはその時になってみないと分からないと思います。年末年始のセール時に早めに在庫処分されるかもしれませんし、後継機の発売が3月ごろになり、春の決算時に在庫処分されるかもしれません。もしかすると早めに在庫処分されて、残りの処分しきれなかったものが春の決算時に超目玉品として売られるかもしれません。結局は待てば待つほど値は下がることが予想できると思いますが、在庫がなくなってしまえば本末転倒なのでどこで見切りをつけるかが一番難しいところだと思います。もちろん運もあります。このようないつが買い時という質問に対して明確なアドバイスはできないのですが（いつが買い時ですとはっきり言う人のほうがよっぽどいい加減で何にも考えてないと思いますし）、出来るアドバイスとしてはとにかく在庫処分にかかるまで待つのが一番安く買える可能性が高いと思いますということだけです。テレビの大きさを選ぶ基準は、第一に視聴距離です。一般的には画面の高さの3倍で視聴するのが最も臨場感が得られてよいと言います。32型であれば１．２m、26型であれば１ｍ程度ということになります。ですから、普通のお部屋であれば余程狭い部屋でない限りは32型以上がお勧めということになり２６型は少し小さいということになりますし、６畳ぐらいあれば３７型以上でも全く問題ないということになると思います。なお、大画面化が進んでいますので、これから先２６型じゃ少しもの寂しいと感じられることもあるのではと思えますし、２６型は３２型と比べると画面のサイズに対して少々割高であることが多いので、やはり３２型をお勧めします。なお、エアコンの値段が上がっているからテレビの新製品も上がると断言している人がいらっしゃいますが、個人的にはこの予想には異論があります。エアコンは価格対製品重量比が特に高い家電です。つまり重油や金属などの原材料費の影響がモロに影響しやすいものです。対して薄型テレビは価格対製品重量比がずっと小さくなります。つまり、原材料費の高騰の影響はあるにしても、そこまで大きな影響は受けにくいはずです。他の製品との便乗値上げということも考えられるかとは思いますが、エアコンの値段が上がったからテレビの値段も上がりますと断定することは少し短絡的だと思います。