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最近は本体上のボタンが省略されてしまっていますので、本体上に早送りや早戻しのボタンがないのなら、本体では操作できません。最近のビデオデッキでは同じメーカーのものを複数台並べて使うことを考慮して、リモコンの送信チャンネルを切り替えられるようにしてあるものが多く見かけられるようになりました。2ないしは3通りのIDを本体とリモコンにセットすることで混信が防げるというものです。お尋ねの機種に、この機能があるかどうか確認してみてください。もしこの機能もなかったならば、奥の手として「偏光フィルタ」というものをつかう手があります。偏光フィルタというのは、通常はでたらめな方向性を持っている光のうち一定方向の光だけを通すフィルタで、このフィルタを2組つかうとある角度で組み合わせたときだけ光が通過できなくなる、というものです。こんな形で売られています。　http://www.tech-jam.com/items/KN3115820.phtmlこのフィルムを、たとえば本体AとリモコンAには縦に、本体BとリモコンBには横になるように貼り付けると、リモコンAからの信号は本体Aでは受信できるが本体Bでは受信できなくなるので、別々のリモコンで操作できるようになります。またこの応用としては、たとえば一つのリモコンと本体Aに縦に、本体Bに横に貼ったときに、リモコンを横に倒して使うと、今度は本体Bのみを操作することが出来るようになり、2つのリモコンを使い分けることなく個別に操作することが出来るようにもなります。