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アナログの時代にはなかった事なんですが。デジタルのテレビ信号伝送と言うのは信号を送信する前に圧縮と言う作業が入るのです。で、あなたの家のテレビで受信してから伸長と言う作業をして元に戻すのです。この圧縮と伸長には時間がかかるのですね、１秒とか２秒とか。それが圧縮で１回、伸長で１回、計２回ですから、２秒とか４秒とかかかってしまうのです。だから、最近はニュースの冒頭なんかで時計を出さなくなったでしょ？。もう、あれで時計を合わせる事が出来なくなったのですね。代わりに遅れのない時計信号を送る事になっていましてね。画面の端に出せるんですね。で、遅れ時間は映像と音声では信号の量が違うので、時間が違ってしまうのです。それから液晶ではゲームが出来ないと言うのを知ってますか？。液晶では画面に出す為に最低１回信号の変換をするのです。さらに４２型ともなるとおそらく倍速でしょうから、ここでも遅れがあるのです。だから液晶ではゲームが出来ないと言うのです。ビデオ入力でも画面は遅れるのです。そこで受信機の中でそう言う時間を調節しているのです。調節と言っても音が早く出てしまうので、音を遅らせて出すのですけどね。で、あなたの機種の場合は音を遅らせ過ぎているんでしょうねー。人間の感覚は実際の時間より長く感じるので、本当のところは０．２秒くらいでしょうけど、０．２秒は長いには長いです。製品の個別不良ではないので、基板交換をしても直ると言う性質のものではありません。型番の違うものに変えるか、他の会社のものに変えるか、そう言う事をしないとね。ただ、変えたら必ず直ると言うものでもないですよ。要するに他社も似たり寄ったりかも知れませんから。それから、『多種多様の放送電波が飛ばされているため、今の技術では・・・』ですが、番組によるのか放送局によるのか、全部なのか、ですね。全くないとは言えませんが、放送局側の問題ではないと思いますが。機種特有の問題でしたら、同じシャープで比べて見たら良いでしょう。ヘッドフォンを持って売り場に行くとか。メーカーのサービスが協力してくれたら、サービスステーションで聞き比べが出来るかもしれませんね。それで交換が出来れば良いのですが。