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比較する対象が違いますね。

BMWやベンツに乗る人は、その車の文化背景やセッティングなどを気に入って乗るのであり、
見栄で乗るのであればクラウンをお薦めします。
維持費なども圧倒的に違ってきます。
セルシオ売ってるセールスマンがベンツの車検費用に驚いていましたから、外車とはそういうもの
です。

プラスティックや合皮の使い方なんかは日本車に勝る車はありません。
正直、とある時期のベンツSクラスを見た時に、こりゃカローラの方がマシじゃん、となったことが
ありました。
今は、少しは良くなってはいますが、それでもレクサスの方が上だと思います。

BMW、ベンツのドイツ車に何台か乗っていますが、一つだけアドバイスできることがあります。
日本車は、どんなにグレードが高くても、5年を過ぎるとガタピシとボディー剛性が目に見える形で
落ちてきます。
ところがドイツ車は、5年車検時に50万円をかけて整備しますと新車と同じレベルに各部位が
戻ります。
ここが、日本とドイツの思想の違いだと思います。

またデザインに関しても、ヨーロッパの車は次世代が出たとしても古臭くなりません、そして2世代
後になると逆にノスタルジーが沸いてきます。
ところが、セルシオといえども1世代古くなるとなぜか「古臭くなったなぁ」と感じてしまいます。

この違いは、何なんでしょうね。
自動車の歴史100年と50年の違いなのかもしれません。