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ここ30数年以上、BMWが作り出したデザイン手法は世の高"付加価値"車(高"級"車かどうかはその車に乗る人によって決まるもの)のデザインの雛型であり続けています。ホンダだけじゃありません。BMWの影響を受けてないメーカーを探す方が大変なはずです。

追記:BMWとダイムラー、他にアウディでも何でもいいですが、企業としてのカラーの違いはあると思います。が、その車が高級かどうかはそのオーナー次第だと思います。要するに、その人が社会の中の特権階級かどうか。その中でも、一代で成り上がった人物なのか、何代も続いている貴族なのか。乗っているのが後者なら、たとえ某営農軽トラックでも高級車です。逆にそういう"プレミアム"な車でも乗ってるのが単なるサラリーマンや走り屋のあんちゃんなら高級車じゃない。だから、そういうメーカー間のカラーの違いはあるのは事実ですが、広告や御用雑誌で喧伝されるほどの意味はないと思います。

とはいえ、そういう高級車＝王公貴族の車という考え方は、30年前のイラン革命でパーレビ国王が失脚したあたりを最後に説得力を保てなくなったのも事実。その次の｢高級車像｣として脚光を浴びたのが、それまでロールスやデトロイトやダイムラーの影に隠れていたBMWというのが面白いですね。