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基本的にはエンジンオイルと同じで、古いオイルを排出して新しいオイルを入れるだけですが、エンジンオイルとは事情のちがう点がいくつかあります。その前に、ミッションオイルはエンジンオイルのように上から注ぎ入れることが出来ないので、巨大な注射器のような注入器（シリンジといいます）が必要になります。

①ミッション側面にある1つだけサイズの大きなボルトを外す。これがミッションオイルの注入口です。なぜ最初に注入口を外すかと言うと、オイルを抜いてしまった後で注入口のボルトが外れないと、その場から車を動かす（自走させる）ことが出来なくなるからです。素人さんがよくやるミスです。

②注入口のボルトが外れたら、ミッション下部のドレンボルトを外して古いオイルを排出する。丸くて中央に四角い凹形状のついているボルトで、1/2インチ（12.7mm）角のソケットレンチが要ります（今は3/8インチ・・・9.5mm角だったかな？）。ドレンボルトの先には磁石が付いているので、付着した鉄粉などはパーツクリーナー等できれいにしておいて下さい。

③オイルが抜け切ったらドレンボルトを締め、シリンジを使って注入口から新しいミッションオイルを入れる。注入口からオイルがこぼれて来るまで入れれば、それが規定量です。

こぼれたオイルを拭き取って、注入口のボルトを締めれば完了です。なお使用するオイルはホンダ純正のＭＴＦⅢというミッションオイルをお勧めします。ＦＦ用でこれに勝るミッションオイルはないです。