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まず、値引き額の絶対値を気にしないことです。
ディーラーは車両ではなくオプションで利益を出しています。
車両のメーカー卸はディーラーによる差はほとんどありませんし、車両本体の利幅もそれ程ではありません。
オプション無しで車両本体のみの値引交渉をしても、僅かしか値引は得られません。
ディーラーのオプション設定価格は、市場価格よりもかなり高い額が設定されています。
（普通のカーショップの販売価格の２倍なんてこともあります。）
その高い値段設定に対して、大きな値引きを行うことで、購入総額に対して値引き額を多く見せています。
だから、定価での総額や、値引き額を見ても意味が無いのです。
購入側からすると、上記の値引き額の絶対値や、総額からの値引き率に惹かれてしまうのですが、それはディーラーの販売手法に引っかかっているのです。
（販売の本質を知らない人は、まず引っかかります。
値引き額をこれだけ引き出したという人が居ますが、大抵の場合は総額もかなり増やされていて、実質的なディーラーの利益に貢献しています。）
必要なオプションは付けて、不要と思うものは外して交渉しましょう。
カーショップで安く調達できるものは、ディーラーでの購入には含めない方がお得な場合が多々あります。
実際には、ディーラーにいろんなパターンの見積もりを出してもらい、自分で他で買って付けた場合と比較して、一番良いパターンを選ぶのが賢い買い方です。

車の故障率は、同一モデルの生産台数で決まります。
単一モデルで生産が多いトヨタ車の故障率が低いのもそのためです。
車の故障は、機械製品ですから、無くなることはありません。
事前にメンテナンスを行うことで、故障に至る問題をいかに先に対処するかが、費用に大きく関わります。
消耗品を壊れる前に交換するということだけでも、故障してからの修理代と比較すると安く上がります。
メンテナンスが重要なのはそのためです。