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三菱の今後の方針としてミニバン＝「デリカ」を総称するということが決まったそうです。「ディンゴ」や「ディオン」は商標登録の期限が切れてしまっているため、既にコストが嵩むことで使用を見送っています。そしてそもそもD:5という名称はデリカの5代目ということだったにも関わらず、すでに方針転換しています。

1：軽自動車（Aセグメント）
2：コンパクトカー（Bセグメント）
3：セダン（Cセグメント）
4：SUV（RVセグメント）
5：フラッグシップ（Dセグメント）

したがってスズキソリオのOEM車としては、ミニバン（デリカ）のコンパクトカー（2）ということでデリカD:2になったということです。ただこれも販売戦略の一環であり、新たに購入するユーザ層は今までのデリカとは全くの無関係層になるということで、特に影響ないと判断したのでしょう。ただ、これまでのデリカユーザについてはふさわしくないと思うことは間違いないと思いますが、デリカ好きのユーザは今後デリカを手放すか？といえばそうでもないと思います。そうです、これは三菱社内で緻密に考えられた戦略であり、それにまんまとはまるユーザも多くなると思います。

私的には正直、車名は二の次であり、そのクルマがどんな車か？といったことしか興味はありません。ようはソリオでもデリカD:2でもどちらでも構いませんし。OEMというものは本家とOEM先メーカで、どれだけ違ったサービス・宣伝力をもつかであり、中身は同じクルマなので売ったもん勝ちってことですよ。デリカを愛してやまない人には申し訳ありませんが、日本全国の一般的な考えはどうでもいいといったユーザ層が大半であることには間違いありません。