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現在の大半の軽自動車や小型車のリアサスンペションは『トーションビーム式』という左右一体のサスペンションが採用されています。
シンプルな構造の為、コストやスペース的にはメリットがあるのですが、左右一体構造の為、右タイヤが段差を超えた場合でも左タイヤに影響が出てしまうなど走行性能には少々難があります。

スバルの場合は走行性能を重視する傾向が強く、コストやスペースが重要視される軽自動車にも拘らず、普通車で使われている様な4輪それぞれが自由に動く『4輪独立独立懸架』を採用しておりました。

しかしながら軽自動車購入層の大半はそんな事など気にせず、見た目やイメージで決める方が殆どだったようで、軽自動車事業からの撤退となった訳ですね。


ちなみにMOVEとEKは同じサスペンション形式ですので、構造そのものでなく『セッティング（味付け）』の違いが原因ですね。
ノーマルなのか改造車なのかは分かりませんが、ノーマル車だとするとダイハツの考えるカスタムというものは『硬めの乗り心地＝スポーティ』といった、一昔前のものなのかも知れませんね。