196

view

ベンツに限らず、一般にサスペンションが固めに作られているドイツ車には、サイドウォールが柔らかくて軽量に作られているミシュランやコンチネンタルなどの欧州製のタイヤが良く合い、サイドウォールが厚くて(多分、背が高い歩道の縁石や路肩の段差で擦る機会が多い日本の道路対策)、固く、重く作られている日本製のタイヤはドタバタしてしまって合うものがあまりありません。
また、日本のタイヤはその固いという欠点を補うために断面を丸く作って乗り心地を補完しているタイヤが多いので、高速道路での安定感が今ひとつ良くありません。
これらの車が純正タイヤとしてミシュランやコンチネンタルを指定しているのはそれなりの理由があるのです。

静粛性と乗り心地を高いレベルで重視するのであればミシュランのプレマシーＬＣ、より高速でのグリップ重視なら多少の静粛性を犠牲にしてプレマシーＨＰ、よりスポーツ指向なら更に静粛性は落ちますが安価なパイロットスポーツ３あたりがベンツのサスペンションには良く合うと言われています。
因みに、私はＣクラスにプレマシーＬＣを履かせていますが静粛性は十分で、その前に使っていたブリヂストンのレグノGR9000にあったドタバタ感や高速での安定感の悪さが消えて満足して使っています。