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ご質問者様

私は無類のジャガーファンです。

１代目：Jaguar XJ 12 5.4（シリーズⅢ １９８０年製）
２代目：Jaguar XJ-S 12 5.4（クーペ １９８５年製）
３代目：Jaguar XJ-S 12 5.4（コンバーティブル １９８４年製）
４代目：Daimler Dbule Six 5.4（１９９２年製 所有）
５代目：Jaguar XJ-S 12 6.0（コンバーティブル １９９５年製 所有）

さて、ご質問のシリーズの件ですが、
これもよく修理屋さんやディーラーと話をしていますので、
その点をお知らせします。

一番の失敗はエアサスペンションです。
ほとんどの中古車は傷んでいるそうです。
エアサスが効かないまま乗車もできるようですが、
お勧めできません。
対処法は交換しかないそうです。
１本当たり５０万円です。
４本イカレていたら、２００万ですね。

次にトランスミッション系のトラブルが多いそうです。
私はV１２気筒しか乗車したことありませんが、
このトランスミッションはアメリカの６０００cc級の物を使っているので、
エンジンとトランスミッションのバランスでは余裕があるのですが、
Ｖ８気筒に統一した際に開発したトランスミッションが、
意外ともろいと聞いています。
トランスミッションもイカレていたら乗せ換えです。

メルセデスは普通の工場でもオーバーホールできるのですが、
ジャガーは昔から普通の工場ではオーバーホールできないようです。
私も一度トランスミッションがイカレました。
乗せ換えになりましたが、
新品で１００万円、
再生品、つまりジャガーの工場でオーバーホールしたものが、
当時で６０万円でした。

最新に発表されたＸＪはダブルウィッシュボーンに戻したそうです。

本当にそのＸＪが好きで根気強く付き合うのであればお勧めしますが、
「CBA-J82TB型までのジャガーXJ」は僕はジャガーじゃないと思います。

ジャガーファンの一人より。