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キャリブレーションとは電池を使い切ることです(^-^使いきらずに充電をすると、電池に搭載された充電制御回路が放電終止電圧が高い状態で充電を開始することによってだんだん高い電圧で電池切れを検出してしまうことになります。これを改善するには、我慢して電池を使い切ることを２～３回繰り返します。これによって放電終止電圧は従来の２０％よりも徐々に下がり始めます。それを充電制御回路が学習すると、多少の電池の持ちが改善されることがあります。従来のニッケル系充電池にはメモリー効果があるため使い切るというのは常識として広く知られています。殆どのメーカーが、「電池を長持ちさせるには内蔵充電池はこまめに充電すること」を推奨していますが見事に間違っています(^-^リチウム系充電池にはメモリー効果がないということも一般的には述べられていますが、先に説明したとおり放電終止電圧を下げない継ぎ足し充電をすると電池の持ちが悪くなります。使いきりをすると電池容量は多くなることはありませんが、見かけ上の容量が増える（電池切れの検出電圧が低下する）ので結果として電池の持ちがながくなりますから、使いきり２～３回を連続でやってみてその時の使用時間をメモしておけば少しかもしれませんが徐々に伸び始めると思いますよ。メモリー効果が無いリチウム系充電池も使いきり、または、残量ゲージ１メモリとか残量警告が出るまで使う方が最終的には電池を長持ちさせることが出来る基本的な使い方です。ここからは余計な情報(^-^どうしても、持ちが悪いなら内蔵充電池は消耗品なのでソニーの場合はかなり安価に電池交換してくれますからサービスステーションか認定店に持ち込んで交換を依頼すると良いでしょう。サービスステーションはこちら（大都市圏）。http://www.sony.jp/support/repair.html#service_station認定店の検索はこちら（お住まいの郵便番号を入力すれば近くの取扱店が引っかかります）。http://petamap.jp/contents/sonyservice/ShopSearch.htmlよっぽどのベッドタウンじゃなければ、町内の認定店としての店舗がリストアップされますよ(^-^ソニーの専門店じゃない、とにかく一般的な電気屋さんとか、全国チェーンのカメラ店、家電量販店などですから、一番生活する範囲で通り道にある店舗をお選びになると良いかと思います。補足使いきりと満充電の考え方について補足します。使いきりが良くないというのは、ニッケル系充電池しかできません。ニッケル系充電池には制御回路は組み込まれていない、いわば電池単体での利用が前提となっているため、一番良くない使用例とすれば電球式懐中電灯でスイッチを入れっぱなしにした場合は限りなく０ボルトまで電圧が低下してしまいます。この状態を深放電と呼び、ニッケル系充電池では致命的なダメージを受けてそのまま使えなくなることもあります。充電に関しても、古い充電器では抵抗器の損失で充電電圧を作り出しているものは充電が自動停止しないために過充電という現象が発生して電池内部の電解液が熱によって気化して容器内圧力が高くなると安全弁を経由してガスを放出するために、電荷を蓄える電解液が減少して結果として電池容量が減り電池の持ちが悪くなるので好ましく無い充電です。ただし、リチウム系充電池は単体で動作することができず、充電電流、温度、電圧などを監視する様々な制御回路が介在しています。この場合は接続した機器が動作可能な電圧以下になるとバッテリーにダメージを与えない適切な最低電圧で動作を停止してしまうために全く問題がありません。ただし、一番注意しなくてはならないのが、電池切れにしたあと数ヶ月も充電せずに放置すると機器に内蔵されたカレンダー（時計）が電池世消費し続けて深放電になると電池に一番ダメージを与えるので、数日のうちにフル充電をしておくことをお勧めします。充電に関しても、同様に制御回路がバッテリーの電圧を監視しているために、適正な電圧まで電圧が上昇すると充電器を接続していても充電池には充電電流が流れないようになっているためフル充電による過充電はありえません。ニッケル系充電池と違い、リチウム系電池は密閉容器なので電池単体で充電をすると温度上昇によって気化した電解液の圧力に耐えられなくなった時に破裂、爆発します。そのために、複雑な制御回路が介在して破裂、爆発を未然に防いでくれています。長くなりましたが、あまり神経質にならなくても電池残量警告が出たら充電するくらいに考えた方がよろしいかと思いますよ(^-^