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カラオケ中の歌声やアコギの音を、音楽として録音したいのか、単に状況の記録として録音したいのかで、機材は変わってきます。MP3プレイヤーの音質がイヤホンでほぼ決定してしまうのと同じで、ICレコーダーの音質はマイクでほぼ決定してしまいます。会議録音用のICレコーダーに付属しているマイクと音楽録音用途に使うICレコーダーについているマイクは違います。音楽用途には、以下のような機種でPCM録音するのが一般的です。後でノイズを取ったりエフェクトをかけたりと、編集しやすいからです。http://av.watch.impress.co.jp/docs/20080228/pcmrec.htmまた、音楽用途なら、ゲイン調整が簡単にできるものを選択しましょう。会話で音が割れることはそうそうないですが、音楽の場合はインジケーターなどで適正録音レベルを監視する必要があります。ICレコーダーの価格差は、マイクの質と、内蔵メモリ容量(PCM録音のための大容量)が決めていると考えてよいと思います。その点で、会話録音用の機種とは音楽用機種とは一線を画します。さらに良い音でとろうと思えば、外部マイク接続可能だったり、PA経由で録音したりすることになりますが、「軽さ」という条件があるということは単体での使用をお望みなのでしょう。なおノイズキャンセリング機能はあったとしても音質を悪くする方向に働き、良くする方向には働きません。原理上、音質に影響しないノイズキャンセリング機能はこの世に存在しないと思います。ですから、どの要素を優先するかですね。音質最高、ノイズキャンセリング機能、安価で、SDカード対応で、と全ての条件を満たすのは無理です。どれかの条件をあきらめて、もしくは優先順位を決めて選択しないと決まらないと思います。