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>docomoのウィンドウズフォン（Windows 7ケータイ F-07C）は、>どうしてあまり話題にならないのですか？F-07C は、技術的にそれほど新しいものではないからです。ほとんど「ただのパソコン」といってもさしつかえないのです。このサイズのパソコンなら過去に SHARP が「WILLCOM D4」（http://www.sharp.co.jp/d4/）という機種を発売していました。IS12T は「Microsoft の新しいスマートフォン用 OS を日本で初めて採用した機種」として注目を集めていますが、F-07C はただの小型のパソコンというだけ。それだけです。>両者の違いは何なのでしょうか？F-07C と IS12T は搭載している OS が違いますし、そもそも F-07C は構造からしても半分以上パソコンです。スマートフォンではないのです。IS12T は他のスマートフォンとほぼ同じ構造をしています。>OSが「7.5」か「7」の違いだけなのでしょうか？「Windows Phone 7.5」は「Windows 7」を改良したものではありません。「Windows Phone 7.5」（http://www.microsoft.com/ja-jp/windowsphone/）と「Windows 7」（http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows7/products/home）は、名前は似ていますがまったく別の OS です。見た目も構造も操作方法もまったく違います。Windows Phone 7.5 は「Windows Phone 7」という OS をバージョンアップしたもので、「Windows CE」という OS を元に開発されました。Windows 7 は Windows Vista の後継であり、「Windows NT」というものを元に作られています。つまり、この二つは同じ「Windows」という名前を冠してはいますが、まったく系統が違う OS だということです。>もしかしてdocomoはスマートフォンではないのですか？>スマホでないとすると、スマホとの違いを教えて下さい。前述の通り、F-07C はスマートフォンではありません。小型のパソコンと従来の i-mode 携帯電話を無理やりくっつけただけのものです。hoe31isa さんがおっしゃる通り、採用されている OS もスマートフォンとは違います。F-07C の内部ではパソコンの基板と従来式携帯電話の基板が別々に存在しています。パソコン側には Windows 7 、携帯電話側には従来の i-mode 携帯電話で用いられる OS が採用されています。ユーザーはこの二つの基板を切り替えながら使うことになります。従来の i-mode 携帯電話がスマートフォンではないことはわかると思いますが、Windows 7 もスマートフォン用の OS ではありません。Windows 7 自体には通話機能もメール機能もありません。Windows 7 は「パソコンのための OS」だからです。Windows 7 を起動した状態の F-07C に電話がかかってきた際は、i-mode 側に操作が移行する仕組みになっています。IS12T は「Windows Phone 7.5」という OS を採用しています。こちらの OS には通話機能もメール機能も組み込まれていますし、OS の構造もスマートフォン向けに最適化されたものです。動作速度ひとつとっても F-07C とは比較になりません。