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予算に余裕があるならば、ＥＸ－ＺＲ１０を買われた方が良いでしょう。この２機種の一番の違いは映像素子の種類で、ＺＲ１０には裏面照射ＣＭＯＳ、Ｚ２３００はＣＣＤが使われています。裏面照射ＣＭＯＳは、最近のデジカメのトレンドで、高感度撮影時のノイズが少ないのと、高速でのデータ読み出しができるという特徴があります。高感度撮影時のノイズが少ないと、夜景や室内での撮影時に、これまでよりも感度を上げて撮影できるので、その結果としてシャッター速度が速くなり、手ブレしにくくなります。高速でのデータ読み出しが出来るということは、高速での連写（ＺＲ１０は１秒あたり４０枚相当）が出来たり、ハイスピード動画（１秒あたり４８０コマ）の撮影が出来ます。そして、ＺＲ１０の売りの１つであるＨＤＲ、ＨＤＲアートの機能は、露出を変えて高速で連写した画像をデジカメ内部で合成していて、ＣＭＯＳならでは機能です。電池の持ちなどはＺ２３００の方が良いですが、撮影機能を較べると、ＺＲ１０の方が高いと言っても良いでしょう。アートショットについては、ＺＲ１０は前述のように連写合成を合わせたアート機能、Ｚ２３００は３種類のアートフィルターということで、性質は違っています。