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一眼レフだと、600mm相当の画角が必要な場合、フルサイズだと当然600mm以上の望遠レンズ、APS-C機だとしても400㎜以上のレンズが必要です。
400mm以上で広角域からの高倍率ズームというのはレンズ専門メーカを含めても存在しません。
なので広角域から必要であれば標準ズームと望遠ズームの2本持ちになります。
軽いエントリ機でも本体だけで500g以上ありますので、これらの望遠レンズを装着した場合は1kgを超えます。
フルサイズ機の場合は、2kg超えるでしょう。
一眼レフにする場合には、広角域からの望遠ズームというのと1kg以内というのはあきらめてください。

ミラーレスの場合、600㎜以上を対応できるのはマイクロフォーサーズ機かNEX等のAPS-C機となります。
マイクロフォーサーズで300mm、APS-C機で400㎜以上となります。
ミラーレスだと1kg以内に抑えられると思いますが、ここでも広角域を含んだものがないので標準ズームとの2本持ちとなります。
コンパクトなミラーレス機に大きな望遠ズームをつけると不格好なだけでなくアンバランスで手持ち撮影に支障があることも考えられます。

高倍率ズーム付きのコンデジは広角端24㎜、28mm、35㎜くらいのものであれば600mm超のものはたくさん出ています。
Panasonic、Fujifilm、Olympus、Canon、Nikon、Sonyあたりのものをファインダ覗いて満足できるのを探すのが一番よさそうです。
一応、希望として挙げてある項目を全部満足するのは高倍率ズーム付きのコンデジだけだと思います。

【補足に関して】
元の撮像素子が同じ画素数であれば、精細さはトリミングしてない方が上と考えられます。
しかしながら出力先のドット数は同じなわけですから、より大きな画素で撮ったフルサイズの方が画質的には有利です。
元の撮像素子の解像度と出力の解像度の兼ね合いによると思います。