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＞クリックしてから画面が切り替わるのに時間がかかるようになったということです。それは「壊れた」のではなく、「最適化されていない状態になってきている」のです。購入直後のパソコンってのは、動作的に実にキレイに動くんですが、しばらく使用してくると、余計なデータだのなんだのが溜まり始め、動作速度が低下してくるのです。物理的・電気的に調子が悪くなるのではなく、データ的に調子が悪くなるのです。たとえば買ったばっかりの手帳(やノート)は、書き込んだこともすぐ探せますし、実にスムースにコトが運びます。でも、1年使った手帳は、あっちこっちに余計なことが書いてあって、目的のモノをすぐに探し出せなかったり、いざメモ取ろうとしても「空いてるページはどこだ…」みたいな余計な時間が掛かったり。これと同じようなことがコンピュータでも起こります。ノートの場合、不必要な書き込みは消し、必要なことだけを別ページにまとめなおす、なんてことをすればまた「速度」は向上します。コンピュータも同じことが出来ます。「フラグメンテーションの解消(＝デフラグ)」とか「キャッシュの削除」とか「レジストリの最適化」なんて呼びます。ただ、ノートで「不必要なものは消し、必要なものは…」なんてのは現実的では有りません。結局、「これも要るかも…」と置いておいて、またワケわかんなくなるのがオチです。で、根本的に解消するには「一旦、全部消してしまえ！」ですね。ぜーんぶ消して、「新しいノート」として使いなおす。これもコンピュータで同様のことが出来ます。メーカーによって同じ作業の呼称は違いますが、「クリーンインストール」とか「システムリカバリ(あるいは単にリカバリ)」とか言います。富士通のマニュアルでは「再セットアップ」と呼ばれてるはずです。説明書に従い、「再セットアップ」をすることをお勧めします。ほぼ、購入当時の速度まで回復します。それでもだめ(希望の速度が出ない)なら、それから買い替えを検討すればよいわけです。再セットアップにコストはかかりませんので。ただし、「ぜーんぶ消してしまえ！」ですから、今までご自分で作ったデータ、送受信したメール、等々はすべて無くなります。ですので、「消す前に、必要なものはパソコン以外のところにコピーを取っておく」という作業が必要です。これを「(リカバリの前の)バックアップ(を取る作業)」と言います。「別に、大事なものなんか入ってない」というならイキナリ再セットアップで結構ですが、もし、残しておく必要のあるファイルなどがあるなら、その前にバックアップを行ってください。バックアップの意味と方法については、再質問をされるか、知恵袋にもたくさん既出ですから検索されるかなさってください。＞普通パソコンってどれくらいでダメになっちゃうんでしょうか。それは完全にモノによります。当方ノートだけで多分10台以上は使ってきてると思いますが、ウチでは1998年製のノートPCが昨年まで稼動してました。当方が仕事でメインで使っているノートは、６年ほど前のモデルです。NB55とならほぼ性能は変わりません。ワードだのエクセルだのネットだのDVDだのには、充分に用を成しています。一方で、購入後2年程度で壊れたのもたくさんあります。個体差なのか、製品としての差なのかはわかりませんが…。＞ノートパソコンと、そうでないパソコンは、一般論で言えば、ノートは大きさに制約があり高性能な部品を使えませんから、そうでない(デスクトップ型)よりも遅く、かつ、値段も高めです。また、ノートは購入後に(内部の)部品を別途購入して追加し、性能を向上するということがほとんどできませんが、デスクトップでは追加用の部品が豊富に市場にあります。