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どの程度「Windowsと同じ」かにもよるかと思いますが、ウェブサイトを開いてみるとか、メールをやり取りするとか言う水準では、日本語変換機能が独特（FSKARENというプログラムを使っている）ということを除けばある程度は「同じ用途で使えなくは無い」かもしれません。東芝オフィシャルの2.2へアップデートすれば、Adobe Flashを使ったサイトすら見ることも出来ます（一部対応してないけど）。しかし基本的に、Windows PCとはCPUの種類からして違う全くの別物ですから、MS Windowsパソコン向けのアプリケーションソフトウェアは全く使えません。MS Offeceに互換性のあるエディターがプリインストールされていますが、Word/Excel/PowerPoint既存ファイルの閲覧や基本的な編集くらいまでしかできません（有料版にアップグレードすれば新規作成も出来るけど）。ハードウェア資産も、マウスやキーボード、FAT12/16/32フォーマットのハードディスク・USBメモリ辺りが使える可能性がある（USBマスストレージクラスに対応しているので）のですが、動作は必ずしも保証されていません。CD-ROM/DVD-ROMドライブは尚のこと、DVDドライブを接続してDVDを再生して見るなどは全く出来ません。MP3は再生できますが、動画はMP4など一部の形式に限定されます（ただし別形式に対応したプレーヤーアプリケーションがあれば話は別かもしれませんが）。まあ、基本的には「一部に互換性のある全くの別物」と考えたほうが宜しいかと。ある種、ストイックに活用方法を開拓したいなど、チャレンジャー精神旺盛な方になら、この製品は十分過ぎるほど楽しめるところがありますが、今使っているパソコンと全く同じ作業をこの安価で軽量・長時間バッテリー駆動な機器で出来ないかというのであれば、全くお勧めしません。将来的に様々なクラウドコンピューティングサービスが出揃えば、AZはものすごい可能性を発揮するかもしれません。しかし現状では、ユーザーの創意工夫を要求する、変わったネット端末の一つだと思います。