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BD/HDDレコーダーに取り込む場合、DVフォーマットのままでは取り込めませんので、必ず画質劣化を伴います。もちろんS端子接続でも同じですが、DV入力と比較しても、ほとんど変わらないという報告も多数あります。無劣化で保存するにはPCを使うしかありません。DVDなどに保存するにしても、データとして焼けば、無劣化保存です。ただし、その場合は一般のプレーヤーやレコーダーでは再生できません。以上を踏まえてなお、BD/HDDレコーダのお勧めという事なら、BDZ-AX2000/1000がいいでしょう。一応、1～4の条件は満たしています。ソニーのいいところは、HDDに記録する際、アナログ放送でも外部入力でもDV入力でもハイビジョン長時間記録用のMPEG4-AVC記録になるという事です。他のメーカーは標準画質モードのXP/SP/LP/EPといったMPEG2記録になります。そのため、同じレートで比較すると、MPEG2記録より高品質で保存できるのです。DV規格の取込みの場合、元画質がハイビジョンではありませんが、MPEG4-AVC記録のほうが、より劣化を抑えることができると思います。で、HDDにMPEG4-AVC記録という事がどういう事かといえば、BDへ高速(無劣化)ダビングが可能なのです。パナは前述したとおり、DVD用のフォーマットでHDDに記録するため、BDにダビングするのに高速ダビングができず、実時間ダビング(劣化あり)になってしまうのです。ただし、HDDからDVDにダビングする場合は、パナは高速ダビングが可能ですが、ソニーは逆に実時間ダビング(劣化あり)となってしまいます。ソニーの場合、1層BDに、XR （AVC 16M）・・・ 約3時間10分 XSR (AVC 11M)・・・ 約4時間35分 SR (AVC 8M) ・・・ 約6時間5分 記録できます。画質を重視するなら、このあたりのモードにとどめておくほうがいいですね。