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何を撮りたいのかによりますね。クラス的には50Dと、α700と、D90はほぼ同格、α350はずっと下となります。風景写真と花などを撮ることに限定した場合、ツァイスレンズやSTFレンズ、それにボケ味に定評のあるMacroレンズを持っているSony α700がいまだにダントツレベルの画質を発揮することもありますが、平均的にどんな撮影でもこなせるということを重視するのであれば、D90や50Dの方が使いやすいと言えますね。α700でかなりAF性能は良くなったとはいえ、まだCanonやNikonには及ばないというのが実態ですからね。（α900でやっと同じ土俵に登れたというレベル）α350の場合、昼間の風景撮影で、なおかつツァイスなどの高級レンズを使用するという限定条件であれば、かなり綺麗に撮影できます。α700に匹敵するといわれることもありますね。ただし、設定できる項目は少ないですし、使い勝手という点でもほかのミドルレンジには大きく劣ります。ただし、このモデルについて言えば、ライブビューを使って気軽に写真が撮れることが重視されるポイントですので、初めてデジタル一眼レフを使う人にとっては、設定項目が少ない分、撮影に集中できるカメラということも出来るかもしれませんね。また、画質についてですが、低感度時の画質では同クラスのレンズを使用し、JPEGで撮影する場合、どのモデルも大差がありません。高感度時の撮影でのノイズ性能では確かにSonyは劣っているので、高感度撮影を頻繁に行うのであれば、Sonyは避けた方が良いですね。ただし、ISO400程度で撮影する分には気になるものではないので、フラッシュをうまく組み合わせれば気になるレベルではありません。要は一眼レフは撮影する被写体と、撮影方法によってベストも出るが変わるということです。また、高機能な製品ですから、高性能＝ベストという考え方もありますが、それだけを重視するのも危険な考え方で、まずはあなたが操作しやすく、気持ちよく撮影出来るモデルというのを選ぶ必要があるのですよ。カメラ専門店に行けば、あなたのあげられた4機種は大抵動作可能状態で揃っていますので、触らせてもらって撮り比べてみると良いと思いますよ。