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北欧2回、北米2回、オーロラ撮影で旅行経験があります（来年3月にもイエローナイフに行きます）
オーロラは極めて弱い光なのでまず夜景などで三脚を使った長時間露出の練習をして下さい

三脚はある程度しっかりしたものを選んで、出来れば自由雲台付きが良いでしょう
なおくれぐれも素手で三脚などの金属類は触らないで下さい。 引っ付いて離れなくなります

これ以外にもできれば必要なものは
1)ワイドレンズ・・・・・できれば35mm換算で24mm以下、なるべく明るいレンズ
2)ジップロック・・・・・冷たい屋外から暖かい室内に急に入れるとカメラやレンズが結露します。 これにカメラやレンズを入れてゆっくり室温にならします
3)予備の電池・・・・・・低温だと電池の性能が低下するので直ぐに電池がなくなります。 スペアをポケットで温めて用意しておく。

三脚に載せたカメラのシャッターを直接指で押すとぶれるので2秒のセルフタイマーを使ってシャッターを切ります
撮影条件は 1)ISO感度を800～1600（ノイズが目立たない最高を選ぶ） 2)絞りはレンズの開放値（＝一番小さい数字） 3)シャッター速度は実際写してみて10秒～30秒の間で調整する

なおピントはマニュアルとし、無限遠（＝星がきれいに写る）で固定しておく
フィンランドの12月は未経験ですが零下10度くらいなら、そのままで使えると思います。くれぐれも電池だけは予備を用意して下さい

下の写真は今年フィンランド・イナリ湖畔で見たハート型のオーロラです。
よく研究されてよいオーロラを！

毎年行くなら、今年は諦めてカメラ代にして、
最近の一眼買ってみてください。
天体をスポットで写すのなら６００万画素でも十分ですが、
全景含めたワイド感あふれるオーロラを撮りたいのなら、
今のカメラではどう頑張っても、ノイズだらけの残念な写真になります。
（RAW現像、コンポジット等なしの一発jpg）

まず、練習として、
夜、山に行き、町の光だけを撮る練習。
丁度山の向こうに町があって、町は写さず、
上空に照らす光だけ撮る。
これは、「光害」とも言われてるものですが、
天に向かって綺麗にグラデーションになります。
バランス良く撮ると、星がちゃんと見えます。

これは常にMモードで。

シャッター10秒
iso１６００
F開放よりちょい絞り
ピントは無限（遠くの建物、光で微調整）

くらいで三脚のっけて撮影すればそれなりに町の光が撮れると思います。
星を撮るのが目的ではないので、町の光の具合を
シャッター速度を変え、isoを変えて「イイ感じ」に撮ってみてください。

で、
今のカメラで行くなら、「RAW」で記録すること。
RAWを知らないなら、勉強を。

つまり、なんだかんだめんどくさいですが、
最新カメラで楽に撮るのも手ですし、
今のカメラで頑張るのも手です。

D40でも天の川撮れるほどの実力はありますが、
どっちかというと、現像のテクニックでもありますｗ
その去年撮った「緑の線」もRAWならばもっと派手に再現できたかもしれない＾＾

そのくらい、知るのと知らないのでは大違いですので、
せっかくのチャンス活かすためにも、練習してください＾＾

ちなみに、寒地ではレンズウォーマー絶対必要ですので
作るなり、買うなりしないとレンズ曇って仕事になりませんｗ
現在日本でも夜の撮影は100％曇ります＾＾
短時間でちゃっちゃとやるなら別ですが・・・・・・。

寒いから、新しく電池が一個あれば・・・それより最新のカメラは感度が高くなって、例えば都会の夜でも昼のように写せます。
赤道付近は好きですが、寒いとこは経験ないですが。