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この場合で、まず大事なことは月だけを撮りたいのか、月を含めた風景を撮りたいのかという目的で、カメラの設定が変わってきます。

単に月だけをクローズアップ的に撮るならば、
まずホワイトバランスはオートにせず、晴天を選んでください。ホワイトバランスがオートだと月がどうしても白っぽくなってしまいます。
晴天モードだと比較的自分が見ているような感じ・・・やや強いめかな・・・で月は黄色っぽくなってきます。
でも、露光は切り詰めてください。オーバー気味にしますと色とびして、白っぽくなってしまいます。
頃合い的には +/- ボタンで-0.5～-0.7位が良いかもしれません。

それ以前に肝心な露光設定を忘れていました。
光を発しているもしくは反射している被写体を撮影するときには、経験則が優先するのですが、昨今のデジタルカメラではテスト撮影するのが一番ベストですね。
問題はどこで測光するかなのですが、比較的明るいところで測光してください。
露光モードは、AモードとかPモードではなく、Mモードで・・・。

露光時間は出来るだけ早めで。
月は動いていますので、カメラは三脚に据え、できるだけ早いシャッター速度でお願いしますね。

次に月を含めた風景の場合・・・
これは風景側に適正露光としないと、何が写っているのかわからなくなります。
となると、どうしても月に対して露光オーバーになり、月の色合いなんて無理ですね。

ホワイトバランスを晴天モードで夜景撮影をしますと、月の明かりで神秘的な青白い風景になるのですが・・・月はフレームアウトしていただいております。

ちなみに次回の満月は・・・2月9日です。