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デザインが気に入っていらっしゃるならば、Ｓ６０００がよろしいでしょう。この３機種の中では、ＨＸ５Ｖが裏面照射ＣＭＯＳというセンサーを採用して、暗い場所での撮影に強い設計になっていますが、他の２機種が特別に劣っている訳ではなく、言ってみれば「夜景は普通・・・」という感じです。夜景を撮影する場合、当然昼間とは違って暗くなりますので、普通に撮影するとシャッター速度が遅くなり、その結果としてブレて失敗してしまいます。対策としては、三脚などで固定するか、暗い場所での撮影に適したモードに設定してあげることで、上手く撮れるようになります。手軽に撮影するのであれば、最適なモードに設定する事になるのですが、この時、『夜景』モードに設定してはいけません。なぜ夜景を撮影するのに、『夜景』モードに設定してはいけないかと言うと、この『夜景』モードは、夜景撮影＝三脚を使う・・・が常識とされていた頃の名残りで、手持ちで夜景を撮影するための設定になっていません。そのため、シャッター速度は遅くなり失敗連発 → 夜景撮影に弱いカメラ・・・という誤解を生んでしまうのです。手持ちで夜景を撮影するのであれば、『パーティー』モードなどのシャッター速度が速くなるモードを選んでみて下さい。最近のデジカメは、凄く高性能になっていますが万能という訳ではありません、上手に使いこなして、写真を楽しんで下さい。