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画素数が高くていいことは、トリミング（画像から一部を切り出）したり、光学ズームでは物足りないときにデジタルズーム（引き伸ばし）をした時に画質の劣化を防げます。細かい文字とかを撮影して後から見るのも便利です。画素数が多いほうはデータ量が多くなるので一枚辺りの画像の容量は大きくなります。デジカメの画質を決めるのはレンズ、センサー、映像エンジンですが、画素数は画像を構成する粒の数でして、この粒が多いほど画像に細かい情報も残るのですが、プリンターや液晶の限界を超えるとどれも解像度は同じになります。画素数が増えるとそれに比例して中のセンサーのサイズも大きくしないといけないです。すると、デジカメもそれに比例して大きくなりますので、センサーサイズの大きさに限界があります。コストが掛かりすぎます。そこでサイズを維持しつつ画素数を増やすようになってきました。するとセンサーの画素ピッチ（1画素辺りの受光面積）が狭くなります。写真は被写体の情報を得て映し出すのですが、受光面積が狭いと被写体の情報が不足した状態になります。そうなると色の再現性が落ちたり、ノイズが出たり、ダイナミックレンジ（明暗を表現できる幅）が狭くなるので、画質が悪くなります。撮像素子はレンズから入ってきた光はカラーフィルタを通って配線の層を通って受光面に行きます。CCDは配線の層が一層ですむのに対し、CMOSは配線の層が厚いので、CCDに比べて画質や感度が落ちると言われていたのですが、裏面照射のCMOSは配線の層と受光面をひっくり返して、配線の層を通さないことで、CCDより受光能力を上げたので、特に暗いところでの高感度撮影がCCDに比べて強くなりました。なので私はソニーのHX５Vをオススメします。