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撮る被写体と、どう表現したいか、次第です。何を優先するかと言っても良いかもしれません。３５ｍｍだと標準レンズですから室内等の引きが少ない場所や広い風景等を撮るには多少不便かも知れませんが、私が写真を始めた頃は皆そうでしたよ。写真は標準に始まり標準に終わるとか言いながら他のレンズを持っていない事を痩せ我慢したものです。まあ事実マニュアルフォーカスの５０mm標準レンズはフットワークや絞りの使い方、リバースでの等倍マクロ、等色んな事を教えてくれました。使い方次第で望遠と広角の双方のニュアンスを表現できるレンズでした。今の方はＡＰＳ－Ｃが主流なので３５mmが標準になってしまうのでそういった基準が変ってしまいましたね。私としては３５mmでがんばってもらいたい所ですけどね。標準単焦点！良いじゃないですか。但し覚悟はいりますよ。便利では無い事は確かですから。標準や望遠ズームは中古がゴロゴロしてるので、安く中古を買うのも方法だと思います。補足無難？無難はＷズームを買う事に決まってます。３５ｍｍを選んだ時点で突っ立って移動もせずに撮る事はできなくなりますし近寄れない被写体を大きく撮る事はできません。自分の足で自分の思う構図を探して撮影するのです。ぼけたい・・・ぼかしたいですね。撮影距離、焦点距離、被写体から背景までの距離で決まります。顔のアップならばテレ端（５５ｍｍ）で絞り開放にすればある程度はぼかす事はできますが・・・画角が違うのですが、例えばバストショット胸から上の人物写真を撮った場合３５ｍｍF１．８ならば約１．４６ｍの距離で被写界深度が８．６ｃｍ（この範囲にピントが合う）。これと同じ構図の写真を５０ｍｍＦ５．６で撮影したならば約２．１ｍの距離で被写界深度が４３ｃｍと計算上のボケ量は全然違いますね。