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カメラで適正な写真を撮影するためには適正な光の量が必要です。
つまり、暗闇では撮影不可能です。

太陽光の下では少しの時間で充分な光の量を得ることができますが、暗い環境では充分な光の量を得るためには時間をかけないといけません。こに時間をシャッター速度といいます。つまり、どれだけの時間、シャッターを開けるか（光を受けるか）という数字です。1/100秒とは0.01秒です。暗い場面で使うのではなく、常に使われる数字です。

シャッター速度を適切にする要因として、ISOという受光素子の感度です。感度がいいとシャッター速度を早くしても充分な光を得ることができます。

次に絞りです。これはレンズにあって、レンズを通過する光の量を制限します。絞りの数値を小さくするとたくさんの光を得ることができます。つまりシャッター速度を早くできます。

シャッター速度は1/30秒より長いと手ぶれする危険性が高くなります。だから、暗い場面では、絞りを開いたり、ISO感度を高めたりします。逆に明るい場面では絞りを開きすぎるとカメラのシャッター速度を最大限まで早くしても光がたくさん取り込まれ真っ白けの写真になります。
これら３つの要素を適度に組み合わせて写真を撮影します。カメラが適切な値を自動で設定してくれるのを、プログラムオートとかいいます。