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お書きになったのはBASIC(Beginner's All purpose Symboric Instruction Code)ですね。
ごく初期のBASICですよ。私が子供の頃に目にしたような書式ですから。
NECのPC-6001シリーズやPC-8001やPC-8801やPC-9801でよく見かけられたものですね。
（N60-BASICとかN88-BASICとか）
BASICは私が小さな頃はほどんどがマイクロソフト製でした。
昔のパソコンのテキストでBASICがかかれているとすれば、ほとんどがN88-BASIC(86)だと思いますけどね。
Windows普及前までは、PC-9801シリーズがほぼ日本の標準的なパソコンと言って良かったですから。
そこで実行できるBASICというとそれです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/N88-BASIC

マッキントッシュでBASICを実行できるインタープリター（またはコンパイラ）があれば表示できるんでしょうけどねぇ・・・
あるかなぁ？？
http://www.vector.co.jp/vpack/filearea/mac/prog/basic/

BASICは各メーカーで色々と細かい点が違いましたから。（今みたいに、WindowsかMACか？という世界ではなく、NECでも各機種で違いましたし、シャープ、富士通、カシオ・・・・メーカーと機種の数だけBASICがありました。
各機種のスペックが違いましたし、WindowsやMACよりもBASICはハードウエアに近い命令操作をするものですから。
例えば、円の座標X100,Y100で画面の中心に表示される機種もあれば、画面の左上端に表示される機種もあったでしょうし、解像度が足りず画面からはみ出す機種も有ったでしょう。

まぁ、BASICなら今でも形を変えて存在してますけどね。
VISUAL BASICなんて聞いたこと有りませんか？


先頭の数字は行番号です。
基本的にこの順番で実行されますし、飛び越したり戻ったりする命令の時はこの行番号を明示します。

10 注釈文 プログラムの流れに影響しない
20 AからZまでの変数を使うことを明示
30 画面消去
40 配列変数Aを宣言 250個の配列
50 注釈文 プログラムの流れに影響しない
60 繰り返し 変数A#を 0から1.4まで増加させる 増加単位は0.15
70 円を描く（X座標100,Y座標100),半径20,,,,比率 タンジェント関数にA#を代入し得られた数値

私のところにこのようなBASICを実行できる環境が無いので、想像しかできませんが、
繰り返し命令によって、タンジェント関数によって得られた数値に基づいて、
円の形が変形するもの（真円になったり楕円になったり）と想像できます。
タンジェント関数に0から1.4までの数値を変化させて入れると、
比率が0から4.5程度まで変化します。

私の間違いかもしれませんが、NEXTコマンドが足りないです。
FORで始まる場合は、NEXTで終わらせないといけませんから。
ですから、私としては行番号80を付け足して、
80 NEXT
としたいですね。

下記URLを参照すると
比率が1（省略可）で真円で1より小さい値になると横長だということですから、
横長から縦長へと変化する円が描かれるのではないかと思います。（違うかもしれない）

http://homepage2.nifty.com/kasayan/basic/graphic.htm

なお、*や#が上付きに見えるのは、プリンタのせいです。
今みたいにインクジェットやレーザーの時代では無かったと思います。
ドットプリンタやもしかすると、タイプライタのように活字を紙に打ち付けるデイジーホイール式などかもしれません。
ドットで打ち出す方式だと粗くて今みたいにトゥルータイプフォントみたいな綺麗なフォントが無かったんですよ。
それに、WindowsやMACでは当たり前なWYSIWYG（What You See Is What You Get ）画面で見たままのものが印刷出力されるということはほとんどありませんでした。
ドットプリンタや熱転写プリンタで文字を印刷するときは、画面のフォントではなく、文字コードに対応したプリンタに内蔵されたフォントが出力されていたのです。
http://www1.cts.ne.jp/~clab/Old/Old6.html