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P2Pサービスでデータを大量にダウンロードし、HDDの空き容量が少なくなっている、特にCドライブの空き容量が少なくなっていないか確認してください。また、メモリ量が２GB以上あるかも確認してください。
タスクトレイを確認し、PC起動時に、通常すぐには利用しないようなソフトも一緒に立ち上がり、スタンバイ状態でタスクトレイに駐在するソフトがありますが、これも数が多いとPCの動作に影響を与えます。

P2Pソフトは、利用していないと認識しているときでも通信している場合があります。通信帯域を大幅に占有しますから、そのためにPCにも回線にも負荷がかかっている可能性があります。タスクマネージャを起動してアプリケーション、パフォーマンス、ネットワークのタブを確認して、何がPC動作に負荷をかけているのかを確認しましょう。

タスクトレイ内も確認の上、何もソフトを起動していない状態でLANケーブルを抜いてみて、動作に改善が見られるようであれば、なにか感染している可能性があると見ていいと思います。トロイの木馬やマルウェア、スパイウェアなどは、ソフトにより件出力に大きく差がありますので、なるべく目的を特化した複数のソフトでのスキャンを試してみたほうがいいでしょう。
復元ポイントが不具合の起こった時期より先に存在すれば、復元を実施してみるのも手です。


ところで、
仕事の情報が入ったPCでBitCometを使っているとすれば、
危機管理意識が無いに等しいことです。
会社に知れたらあなたの評価が著しく低下することは間違いないでしょう。
情報漏えいで起こる会社の打撃は計り知れません。
P2Pは著作権を侵害するようなソフトのやり取り目的で利用されること
が多いサービスです。
常識を教える立場の親として、
子供に容認するような類のサービスではありません。
今までグレーゾーンの多いサービスでした。しかし法的規制が数ヶ月後に控えて
いるようです。ゲームソフトの違法なUpload者が検挙され、ダウンロードしたその
利用者十数人が事情聴取のため出頭させられたと、先月記事でも見ました。
多方面から考えて、お使いのPCは即刻LANケーブルを外し、リカバリすべきでしょう。
私なら、P2Pソフトを利用したい場合、最悪のウィルスに感染しても容易にリカバリに
踏み切れる環境を準備の上で行うでしょう。
P2Pのネットワークで感染するウィルスは、ポルノサイトなどでの営利目的感染より
個人情報やデスクトップ上のデータをさらし者にするような、悪意の強いものが多
く、ウィルスをさらに改造して亜種を作製してばら撒くなど、検出されにくい工夫が
なされているものが報告されています。
仕事で使う情報は極力直接複数のセキュリティ対策ソフトでスキャンした上でDVDに
焼くなどしてバックアップをとり、HDD上にOSを上書きするクリーンインストールを
実施しましょう。パーテーションもいったん外してフォーマットすべきです。


最後にもうひとつ。
国内にP2Pソフトの利用を容認しているプロバイダは、殆どありません。
帯域を大幅に占有し、通信トラフィックが増大して設備に負荷をかけて、
他の顧客の通信速度低下を招くため、苦情が増加し対応組織の編成や
設備の増強を強いられるため、目だった利用者に対してプロバイダ側
で帯域の制限をかけるのが通常です。
警告をしているかは各社まちまちだと思いますが、
P2Pソフトの使用を止めるとの誓約書を書かないと制限を外してもらえない
会社もあります。