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販売店によって営業政策が異なるので何とも言えませんが，少なくともyamada_goro76先生の言っていることとは事情が違います。iPodをいい音のように聞かせるためと，イヤフォンでの試聴がむずかしいということでしょう。単なる安物ヘッドフォンを使うとiPodの欠点が強く出ることがあります。これを避けるため，ATH-SJ3クラスのヘッドフォンを使ってその欠点を隠すわけです。よって，yamada先生が言うようにすると販売に支障が出ます。安物でごまかそうとするのなら，2000円以下の製品で十分です。これでもたいていの客をだますことができます。また，販売店がオーディオテクニカと特別なつながりを持っているとか，在庫を抱えているということも考えられます。こういう場合は音質的な理由ではなく，同社製品の販売促進のため，人気商品のiPodと抱き合わせて売り込みを図るわけです。このとき，ふつうはiPodとの相性を考える必要がありますが，iPod自体がそれほど安いとは言えないので，オーディオテクニカ社製品でも高価なものを組み合わせることはできません。質問者さんの言う電気店はおそらく音質的な相性は考慮していないでしょうし，そもそもそんなことをする能力や時間的余裕はないと思います。相性を調べて製品を選ぶのはかなりの技術と手間が必要だからです。というわけで，安物というのではなく，販促の一環だと思います。