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IS12T と IS11S（Xperia acro）でお悩みですか。両者の違いは搭載している OS によるところが大きいです。Windows Phone 7.5 と Android のどちらが秀でているか決めることは難しいですが、長所と短所を私なりに書き出してみます。どちらを選ぶかの参考になればと思います。Windows Phone 7.5利点・Metro UI・各種 SNS との親和性が高い・ブラウザが優秀・OS のアップデートが保証されている・ハードウェアが高水準・どの端末メーカーでも操作画面は同じ（OS のアップデートを容易にする）・アプリケーションの互換性が高い（Silverlight の採用）・アプリケーションの開発が容易・Office を標準搭載・Windows Live を介しての Windows パソコンとの連携・セキュリティの堅牢性が高い（これも Silverlight を採用しているのが理由）・電池が長持ち（擬似マルチタスクによるところが大きい） 欠点・アプリケーションの数が少ない（順次拡大中）・FLASH 未対応（目下開発中）Android 利点・様々な機種から選ぶことができる・アプリケーションの数が豊富・FLASH 対応・Google 系サービスとの親和性が高い・メーカーごとに異なる操作画面・操作画面を自分の好きなように変えることができる 欠点・OS のアップデートは保証されていない・一部のアプリケーションに機種依存が発生することがある・セキュリティソフトを導入することが推奨される・低スペックな端末ではあまり快適とは言えない・電池持ちが悪い場合があるIS11S と IS12T を比べた場合、まずあげられる違いは「おサイフケータイ」、「ワンセグ」、「赤外線通信」の有無でしょうか。これは従来式の携帯電話から Android スマートフォンに受け継がれた要素ですね。IS12T には残念ながら搭載されていません。しかし、IS12T には防水・防塵仕様とラジオチューナーが備わっています。もうひとつ違いをあげるとするなら、カメラ性能でしょうか。IS11S は SONY の開発した「Exmor for mobile」という画像処理エンジンを積んでいます。IS12T は 1320 万画素の高解像度カメラと「Milbeaut Mobile」という画像処理エンジンを搭載しています。画質の差は実際に見てどちらがいいか確かめたほうがいいですね。ただ、カメラ機能としては IS12T に若干の分があると私は見ています。スリープ状態で画面が消灯しているときでも、カメラボタンを長押しすれば直接カメラを起動できますし、撮影した写真や動画を「リンクキャビネット」という機能を用いてテレビに映し出すこともできます。SkyDrive というオンラインストレージに写真をアップロードすることで、パソコンとの共有も簡単に行えます。ネットの閲覧に関しては FLASH に対応している IS11S か、高速なブラウザを搭載している IS12T か、私には判断がつきかねます。また、EZweb メールは IS11S が九月対応となっておりますが、IS12T は十月上旬に EZweb メールの対応が予定されています。IS12T の C メール機能は受信のみとなっていますが、緊急地震速報には対応しています。最終的には店頭で実際に手に取り、どちらにするか決めるのがいいかと思います。