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仕様です。それが正解ですが、それではお話は終わってしまうので、もう少しご説明します。BCCはご存じのように本来の目的は、TOの人に送ったメールのコピーを別の人にも送っておく、といった用途に使います。その場合は、別の人に送っても、TOに書かれた人に送ったメールのように表示されます。「これはコピーです」という事が明確になりますので、これは正しい事です。またTOの相手には、BCCを使って別の人にコピーを送っている事は内緒にできます。これがCCを使って送った場合との違いです。それを利用して複数の相手に同報送信する際に、他に誰に送っているのかを伏せる目的でも利用されます。そこで本題ですが、BCCに相手のメールアカウントを書いて、TOは空欄だった場合、それでもメールはBCCに書かれた人に届きますが、その際に、相手に届くメールにはTO欄を空白のままにせず、FROM欄のアカウントが仮にセットされるというのが、中継するメールサーバーや、一般的なメールソフトの仕様で、Outlookだけの特殊仕様ではありません。あなたの疑問のように、私もTOが空欄だった場合に仮に設定するなら、BCCに書かれた各送り先のアカウントが、それぞれの相手先ごとにTOに転記されて欲しいと思いますね。でも残念ながら、それが仕様なので、どうにもなりません。補足への追加ですメルマガの場合は、BCCの手法を使わない送信方法を採用している場合もありますよ。自動送信のシステムなら、すべてTOを使って送信しても苦になりませんし、ご相談のように、サーバー管理者であるsoftbankからのメルマガなら、そもそもメルマガ専用のサーバーから発信しているはずですから、どんな事でもできます。