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「できるできない」の観点で言えば、今では下位機種であるUS-122/144mkIIで、質問者が想定しているようなバンド録音をやっている者も居てるわけで、使えないってことはないです。

ただ、US-322/366自体が、「ロングセラーのUS-122/144シリーズに、生放送対応の機能をてんこ盛りにしました」ということを『セールス上の売り』として販売戦略を展開しているので、結果論として「バンド派の人間が、わざわざ買わない」という状況になっている面はあります。

また、バンド派の人間にとっては、もっと音質面や操作面で有利な機材が、ここ数年でグッと廉価になり、その点では１万円台のオーディオインターフェース機材は「能力的に底辺の機材」という位置づけになったので、その点でもわざわざ買わないという面もありますね。
（US-122/144mkIIの登場時は、これより上の機材はいきなり７～８万円以上したのと、廉価な製品でXLR入力等の業務仕様を満足している機器は少なかったので、アマチュアにはありがたい製品だったと言える・・・が、今では廉価な機器でも業務仕様対応は当たり前になってしまっているので、本格的な機材が欲しい人はより上の機材を買うのが当たり前になりつつある・・・という面はある）

で、質問文で気になるのが、
「インディーズ的に売り出し可能なレベルの音源を作りたい。」
という内容。
私は上のように解釈しましたが、解釈が違ったらすいません・・・けど、上の解釈だと、今ではインディーズ以下のアマチュアでも、もっと高音質を狙うのが普通になってしまっているので、その点ではUS-322/366では、ちょっと能力的にきつい感はあります。

それと、インディーズ的な売り出し可能な音源を作りたいバンドだと、今ではそういうアマチュアバンドにも敷居が高くないレコーディングスタジオもいくらでもあるので（１０年位前には、よほどの都会でないとそういうスタジオは無かったが、今では地方でもチェーン展開しているようなスタジオが多数有る）、下手に自前の安物機材できゅうきゅうして作らず、アマ向けスタジオで、曲がりなりにもプロ技術者に録って貰うことを選ぶ例の方が増えていますしね。

私自身は、機材も完全自前で、自バンドの作品作りを続けて２０年以上になりますが（ここは、バンド全体の趣味として、完全自前にわざと拘って楽しんでいる面がある）、個人的には、今のアマチュアミュージックシーンのレベルで良いと割り切っても、US-322/366だけでバンド録音するのは、ちよっときつい感はあります。
インディーズレベルで「売れる」音質を確保するためには、オーディオインターフェースなら、せめて実売７～８万円級のものは欲しいよなと。
あくまでも個人的な意見ですが、真顔でそう思ってます。