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発売された時期は、多少古くなっていますが、基本的な性能は、かなり優秀です。２年後の旅行までに、デジカメの扱い方を覚えるには、最適なカメラでしょう。その時にも故障していなければ、旅行にも適しています。遺跡なども、充分にきれいに写せます。１回の充電で１０００枚も写せるというのは、カシオのデジカメ（EX-H10）だと思いますが、DMC-LS75 には、入手が簡単な単３電池が使えるという、強力な魅力があります。２本の電池で作動しますから、予備の電池（ニッケル水素）を６～８本ほど持って行けば、１日の撮影には困らないでしょう。充電式電池は、ニッケルカドミウム（ニカド）ではなく、ニッケル水素をお薦めします。性能が非常に違いますので。充電池は、充電器とセットで持って行くわけですが、海外（エジプト）はコンセントの形が日本と違いますので、『海外コンセント変換プラグ』といったものも、必要です。電源に関しては以上ですが、１０００枚撮れるから（カシオEX-H10）といって、予備の電池が不要というわけではありません。さらに専用タイプは、高額なことが多いです。また、電池容量と同時に必要なものが、メモリーカードです。容量の大きなＳＤＨＣタイプが利用できるようですが、それでも複数枚数を持って行き（トラブルがあった場合の対応として）、余分に思えるほどの準備をしたほうが良いでしょう。ＳＤＨＣカードやＳＤカードは、枚数を多めに持っていても、次に買い換えるデジカメでも使えるはずですし、いつどんなシーンに出会っても、心おきなく撮影できるので、安心です。DMC-LS75 は動画撮影もできますから、動画で記録する時にも、メモリーカードは多量に必要になります。『どちらのデジカメがよいのか？』ということになると、DMC-LS75 は動画は撮影できますが、音声を記録できません。カシオEX-H10 はＨＤ動画も、音声もモノラルですが、記録できます。新しい製品なだけに、広角は２４ミリからの１０倍ズームと、超広角から望遠まで対応していて、優秀です。DMC-LS75 は、これらの点で負けていますが、旅行までの期間に練習して操作を覚えるカメラとしては、全く問題になる部分がありません。操作を覚えれば、２年後の旅行までに、カシオ（など）を買ったとしても、DMC-LS75 は、サブカメラとして持って行けます。操作のコツがわかれば、機種が違っても困らないでしょう。２種類の電池（充電器も）を持って行くことになりますが、海外旅行の貴重な記録のためには、予備のカメラは必要です。