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ビエラの倍速は、昔の時代の倍速に比べたら
結構マシな性能です。
２００７年に倍速が当たり前になってきましたが、
その頃のしょぼい倍速に比べたら、よくなったというレベルです。
１２０コマの映像に黒い画面を挿入して、残像感を無くす内容です。

ソニーの４倍速というのは、１秒間に２４０枚の静止画を再生するものです。
４倍速は全部の方向に対して効果があるのは当たり前で、
方向によって倍速を苦手にしているのは、シャープの倍速です。

根本的な技術として、東芝やビエラのように視覚効果で残像をなくすのと
ソニーのように映像そのものの質を変えるのとでは、違います。
普通のテレビ放送では、人間の目では残像がわからないレベルですが、
海外の映画やドキュメントを比較すると顕著にわかります。

しかし、ソニーの４倍速は効き目が強すぎるという意見もあるので、
ソニーも７月に黒挿入の倍速機能もついたモデルが発売されます。
レグザやビエラのような黒挿入倍速は、自然な映像のまま残像を減らします。
ソニーの４倍速は、効果が強すぎて映像がなめらかになりすぎるので、
４倍速と黒挿入のどちらかをメニューで選べるタイプのモデルを出します。