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ディーラーオプションとは，自分が注文した車が現地工場で完成した後，日本に輸入されて，日本のディーラーのサービス工場で装着されるオプション部品，例えばナビやフロアマットやルーフキャリアなど，自分が注文した車が工場で完成した後でも，装着や変更が可能な部品の事を指して言います。

これに対して，車を生産する段階で工場で組み込まれるオプション，例えば特注色のボディカラーや皮シートやキセノンライトなどは，工場で生産されたあとは変更できないもので，メーカーオプションと呼んで区別しますから，この範疇のものは，今回のケースですと100万円保証の対象になりますよ。

質問の，ファンベルトの交換料金・フランス車に多いオートマの故障・メンテ料金・エアコンの故障修理料金などのうち，特別なサービスプログラムがない限りメンテナンス料金は基本的に所有者が支払うもので，これは国産・外国車に関係ありません。
また，使用に伴う消耗部品，例えばオイルやタイヤやワイパーブレードなどを交換する際も，同様に所有者の負担となります。

ファンベルトは消耗部品になりますが，あまり頻繁に交換する部品ではないので，基本的には保証期間内であれば交換無しでいけそうですし，あとのものは使用者がメーカー想定外の無理な使用をしていない限り，基本的には保証の規定内にあれば，ほとんどのメカ的なトラブルは無料でサービスを受ける事が出来ます。

まあ，現在のルノーであれば3年6万キロ以内に，エンジンやATやエアコンが故障するケースはほとんどないとは思いますが，それ以上乗るつもりであれば，車に詳しくない方であれば5年延長する方が得策かと思います。

私も長年多くのルノーを乗り継いでいますが，最新モデルはかなり信頼性が高くなっていて，道の真ん中で立ち往生みたいなケースはまず無いので，故障に関してはそれほど恐れる必要は無いと思いますが，希なケースですが細かい電装系のトラブルで，例えばウインカーの接触が悪くなったとか位は，ご愛敬で許してあげられるぐらいの大らかさがあれば良いと思いますよ。もちろんこういったものも保証範囲内になります。

ただ，消耗品的に乗りっぱなしOKの日本車との思想の違いで，ちゃんとメンテナンスしながら長く乗るというのが基本ですから，定期的なメンテナンスをしてあげる事がトラブルフリーで乗る秘訣ともいえますね。

ルノーはちょっと乗ったくらいではなかなか魅力を引き出せない部分がありますが，長く乗っているとしっくり馴染むようになりますから，あまり恐れずにチャレンジしてみてはいかがですか。