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６１２自体が、乗り味が本当に普通だから、ランボのほうはもうちょっとヤンチャでもいいと俺は思うね。

カウンタックもディアブロもガヤルドも乗ったが（所有はしていないが・爆）、ガヤルドは普通すぎて面白くなかったのが俺の印象だ。もし、６１２がF1シフトなら、ディアブロかカウンタックをお勧めする。ただ、カウンタックは、パワステはないし、狭いし、さらにはハンドルに対して体が斜めで、ABCペダルも右側に張り付いている（左ハンドルの場合）といった具合だから、乗るのに相当慣れが必要だ。あと、俺は身長１７４センチだが、カウンタックの場合、ドア上のルーフサイドに頭をぶつけそうになる（この中にパイプが入っている）。その点、ディアブロのロードスターなら、パワステだし、少なくともドライバーズシートはハンドルに対してまっすぐについているから、運転は格段にしやすい。後、絶壁インパネも改良されているから、前も見やすいだろう。

カウンタックは確かにスーパーカーの王道なのは同感だが。ちなみに、前述の回答者がドアの件で偉そうなことを書いてはいるが、ランボのドアに関してはいろんな呼び方がある。バーチカルドアという場合もあるし、英語なら、ランボドアで普通に通じる。で、あのドアだが、あれは奇をてらったデザインのためのドアではない。

ランボとフェラーリのミッドシップの最大の違いは、カウンタック以降、ランボのミッドシップは、エンジンの前にミッションがあって、エンジンの後ろにリアデフがあるんだ。つまり、一度エンジンの動力は前のミッションに言って、そこからUターンしてデフに伝えられている。で、そのミッションを挟むようにシートがあり、足元のすぐ前にフロントタイヤがくる。この構造をとると、Aピラーがフロントタイヤの上から生えるような構造になり、ドアのヒンジが取り付けられなくなってしまう。ドアのためにホイールベースを伸ばしたくないから、あえてああいう独特のドアになったんだ。

そんなカウンタック時代からのランボのシャシーデザインを考えると、やっぱりカウンタックとかディアブロとかに走りたいよなぁ。