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プリウス、レクサス、ハリアー、アルファードのハイブリッドシステムは基本的には同じようなもの＝THSシステムです。
モーターが２つあってひとつを動力軸につなぎ主に駆動用モーターとして使い、
もうひとつのモーターの回転数でエンジンと車輪のギア比を変えるいわゆる電気CVTとなっています。
これによって車輪の速度に関係なくエンジンの回転数を選択することができます。
ですからエンジンを効率の良いところで回して、場合によってはエンジンを止めて走って燃費を稼ごうという車です。

北米専用モデルですが量産中のフォードのエスケープハイブリッドや日産のアルティマハイブリッドもほぼ同じシステムです。
日産はアルティマについて「ハイブリッドシステムはトヨタ自動車から供給されるものです」と自社の日本語ホームページにも掲載しています。

ホンダは独自のパラレルハイブリッドシステム。車軸とエンジンはトランスミッションを介してつながっていおり、
モーターは走行のアシストをすることになります。
基本的に車軸とモーターがつながっているので、モーターだけでの走行はできません。
シビック、アコード、インサイト（生産終了）に搭載。

GM/ダイムラー/BMWが共同で作った2モードハイブリッドシステムというのが、まずはGMから2008年初めに発売になる予定でGMのホームページに掲載されています。
ホームページによるとプラネタリアギアを直列に2つ並べたようなシステムで高速走行の燃費向上を狙ったもののようでトヨタ同様プラネタリアギアによって電気CVTを実現しています。
共同開発しているのは三社とも公表しており、メルセデスの日本語ホームページにもにも掲載されています。
東京モーターショーではBMWもこのシステムを用いたコンセプトカーX6ハイブリッドを展示。
メルセデスもハイブリッドディーゼルを展示していましたのでこの共同開発したハイブリッドシステムだと想像されます。

他には、スズキがツインハイブリッド（生産終了）を、ダイハツ ハイゼットハイブリッド（量産中）がありますが、システムはトヨタとは違うと思いますが不明です。