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ホイールを選択するには「インチ数（径）」「穴数」「PCD」「リム幅」「オフセット」が一致しなければなりません。

インチ数はホイールの直径です。当然ながらタイヤの内径と同じものでなくてはいけません。タウンボックスワイドに標準で付いているタイヤは「165/65R14」です。現在も同じサイズのタイヤを御使用でしたら、14インチのホイールでなければいけません。

「穴数」は、ホイールを止めているボルトの穴の数です。この数が違うと装着できないのはいうまでもありません。タウンボックスワイドは４本ですね。

「ＰＣＤ」ですが、これはボルト穴の間隔です。例えばこの数字が110だとしたら、直径110ミリの円周上にボルト穴が存在していることを意味します。タウンボックスワイドのＰＣＤがいくらであるかは知りませんが、確認するのは簡単です。4本ボルトの場合は、あるボルトの中心から、対角線上にあるボルトの中心までの長さを、モノサシで測れば、その数字がそのままＰＣＤとなります。
ホイールによっては、たくさん穴があいていて、複数のＰＣＤに対応できるようになっているものもあります。

「リム幅」は、ホイールのタイヤがはまる部分の幅です。インチ数で表されます。タイヤの幅は様々ですので、当然この数字が一致しなければなりません。とはいえ、タイヤはゴムでできており、多少の融通はきくようになっています。質問者さんのタイヤが「165/65R14」である場合、標準が5インチで、適応幅は4.5～6となっています。ホイールもこの範囲内のものが使用できます。
なお、リム幅の表示は「○Ｊ」や「○ＪＪ」などと、数字の後にＪやＪＪという文字が付いていますが、これはフランジの形状の事です。フランジとはホイールのタイヤがはまる部分の、縁の盛り上がった部分です。市販のホイールは概ねＪだのＪＪだのといったものであり、市販のタイヤはどちらにも対応しておりますので、このフランジ形状はあまり気にする必要はありません。

「オフセット」とは、タイヤの取り付け面の位置を意味します。「＋○○」だの「－○○」だのといった表記で、数字はミリになります。タイヤの中心から見て、取り付け面が外側にあるものは「＋」内側にあるものは「－」になります。元から付いていたホイールより数字の小さいものをつけてしまうと、タイヤは外側に移動します。数字の大きいものをつけてしまうと、タイヤは奥にひっこみます。
タイヤは車体よりもはみ出してはいけませんし、奥に引き込みすぎると、ハンドルを切った時にタイヤが車体に干渉する恐れもあるため、適切なものを選択しなければなりません。ほんの数ミリの違いなら、大丈夫な場合が多いですが。
残念ながらタウンボックスワイドのオフセットは承知しておりませんが、ホイールのどこかに「＋○○」という表記があるかもしれません。探してみてください。

もっとも、これらの知識がなくとも、ちゃんとしたお店でホイールを購入するなら、店員さんに相談すれば、適切なものを選択してくれるはずですので、よくわからない場合は、店員さんに相談してみてください。