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アルコールを含ませた綿棒などでキャプスタン（テープを送っている細い棒状の金属ローラー）を2本とも掃除して下さい。この機種はデュアルキャプスタン方式なので、どちらか一方のキャプスタンに汚れが付着すると送り側キャプスタンと受け側キャプスタンの速度に違いが生じ、テープとヘッドの密着性が悪くなります。しっかり消去せずに上書き録音するのも同じ原因です。============汚れを溶かす必要があるため、最寄りの薬局で消毒用エタノール（通称:アルコール）を購入してください。500 ミリリットル瓶が千円以下で購入できると思います（青少年には売ってくれないことがあるかも知れませんが、そのときはご両親にお願いして下さい）。※グリセリンなどを混ぜたポケットスプレーが販売されていることもありますが、これは使えません。皮膚専用です。取扱説明書 21 ページにクリーニング法の記載がありました。取説を失ったのであれば下記を参考にして下さい。1. 『カセット取り出しボタン(open/close)』を押しながら電源を入れます。（このときメンテナンスモードで起動し、カセットホルダーが開き、ヘッドが上がり、ピンチローラーが回転します）2. 綿棒をクリーニング液または純アルコールで湿らせ、ヘッド、キャプスタン/ピンチローラーを拭きます。回転するキャプスタンとピンチローラーの境目の（向かって）右側に綿棒を当てて下さい。※もし綿棒を回転体の左側に当てると回転する軸に巻き込まれてしまうため、十分に注意して下さい。3. クリーニングが完了したらもういちどカセット録り出しボタンを押します（ヘッドとキャプスタンが下がり、ノーマルモードに切り替わります）。カセットホルダーは開いたままですので、クリーニングした部分が十分に乾くまでそのまま待ちます。4. 十分に乾いたらホルダーを閉じます。ピンチローラー : 黒いゴムで出来た車輪のように見えるものです。キャプスタン : ピンチローラーに接触して回っている金属の棒です。それでは頑張って下さい。