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プリンタの修理屋です。

「メーカーはいいよなぁ」というのが私の本音です。
我々が修理を受けた場合、お客さんに平謝りで待ってもらうしかないわけですから・・・・

さて、若干のシリーズの構成が変わりましたので紛らわしいのですけど、MP810に比べるとMP990は一ランク上の商品です。
「調製品」と言われているようですけど、おそらく新品だろうと思います。悪くない条件だと思いますよ。

ただ、MP810に比べるとインクの単価は上がっています。使用量が多めですと少々考えてしまいますね。
実はデメリットとしてはその程度です。
メリットは、MP810の３年もあとにデビューした機会ですので、サポート期間がそれだけ長くなります。現在のプリンタのサポート期間は生産終了から５年程度ですから、MP810は2012年の夏頃で終了すると思われます。
その後に故障してしまうと、修理も出来なくなります。

もうひとつ、CD-Rの印刷の安定性はMP990のほうが上がっているはずです。

私も、iP4100→iP7500→iP4600と使ってきていますけど、旧型機種はある程度使い込むと動作不良が多くなり、困ったものです。
iP4600以降はかなり改良されたようで、今のところ安定して使えています。


私の場合、仕事で使うのがメインで、写真印刷はあまり行いません。
写真を多く印刷する人の間では、BCI-320系インクを使うプリンタのインク代の高さは気にされる事が多いようです。
私の場合は、ほとんど気にならない程度ですから、新しい機種への交換を選択すると思います。