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プリンタの修理屋です。

質問者は普通に考えられているのかも知れませんけど、プリンタを作る側から言わせれば、かなり変わった（偏った）使用となります。

まず、iP2500 ですが、想定としては一ヶ月に300ページ程度を想定しています。
２０日稼動とすれば１日１５ページというところです。
リコーは専門外ですので、詳細情報は分かりませんけど、大きな差は無いだろうと考えられます。

それに対してレーザープリンタの場合、一番安いクラスのものでも一ヶ月に1,000ページ程度は印刷できます。

もうひとつ、特殊な事情があります。
iP4200 は、iP4100～iP4500まで続くシリーズの中では、一番上部だったと見ても良いです。
すでにメーカーの修理サポートも終了していますが、現役で動いている機械は少なくないと思います。
現在の機種は、色々と工夫はしたものの、耐久性という点では確実に落ちています。


そこで、お仕事を２つに分けて、２台のプリンタで処理することをお勧めします。

まず、明細書印刷などのモノクロ印刷用にモノクロレーザープリンタ。
キヤノンのLBP3100、LBP6200 なら、予算内に入るでしょうね。
ほぼ同じ価格帯で、Satera MF4410という機種もあります。
こちらはコピー機能もついていますので、使い勝手は良いかも。
耐久性では問題はないでしょうね。

ＰＯＰ印刷は、頻度、枚数がわかりませんけど、たまにしかやらないという事でしたら、キヤノンのiP2700という安い機種を選択するという方法もあります。
ランニングコストは高めなのですけど、インクよりも安く入手できる機種です。


個人的には、カラーレーザーはお勧めしません。
上のようなやり方で２台買っても、そのほうが安いはずです。

LBP7010C 等は価格が安く検討されている方も多いですけど、トナーの封入量が1,000ページ分程度ですから、一ヶ月に一度はトナー交換することになりそうですね。（全色ではありませんけど）
また、こういうロータリー式の場合、ドラムカートリッジの寿命は曲者です。
メーカーの仕様でもモノクロモードとカラーモードでは大きく耐久性が変わります。
カラーのときはトナーを４回のせるので、その分多く回転するために耐久性が落ちるわけです。

ところが、原稿のごく一部にカラーの部分があってもカラーモードになってしまいます。

以前に、調剤薬局さんで、薬剤情報を印刷されていたときに、薬のカラー写真がほんの少しだけ入っているだけなのに、カラーモードになってしまい、黒のトナーの交換とほぼ同時にドラムカートリッジの交換警告が出るという状態でした。
非常に高くつきました。

タンデム型のカラーレーザーでは、そういう心配も要らないですけど、価格は跳ね上がります。


そういうことから、モノクロレーザーとインクジェットプリンタの組み合わせが一番有利と考えるわけです。