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この場合はルータをルータとして使わないほうがいいんじゃないでしょうか。ルータとして使わないということは、

１）ルータのWANポートにはケーブルをささない
２）ルータ上でDHCPサーバは動かさない

ということです。

もともとPCに直接ケーブルをつなぐと自動でIPアドレスがもらえましたよね。それは大学のネット内にすでにDHCPサーバがあるということです。そのDHCPサーバからアドレスをもらう、という仕組みを変えてはいけません。ルータにつなげたときそのルータ上で動いているDHCPサーバがPCにアドレスをつけちゃっているんじゃないでしょうか。そうではなく、あくまでも大元のDHCPサーバからアドレスを取ってこれるようにしないとけません。PCからのDHCPリクエストがルータを素通りして大元のDHCPサーバに届くようにするのです。

PCにつなげばアドレスがもらえてネットが使えるようになるケーブルを、ルータのLANポートにさしてください。WANポートは使ってはいけません。あとは無線LANの設定さえしてあれば、みんな無線でつながるようになります。

あそうか。無線LANの設定をするためにルータのwebインタフェースにアクセスしないといけませんね。それには他からIPアドレスをもらってしまってはアクセスできない可能性があります。無線LANの設定を、大学のネットにつなげる前に先に済ませておいたほうがいいですね。ルータのマニュアルに書いてあるとおりに(ルータとPC一台をケーブルで直結して)PCからルータの設定画面にアクセスし、無線LANの設定を先にしてください。無線LANの設定をしてから、ルータのLANポートに「大学のネットにつながるケーブル」をさしましょう。