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どちらもいい機種ですよ。

マイナーチェンジを繰り返してきているので、製品も安定していて、故障やクレームが少ないのも共通です。安心して使える機種だと思います。

最大の違いは、ご指摘の通り、水冷と空冷でしょうね。

乾燥を頻繁に使われるなら、やはり湿気や熱気の出にくい水冷の日立がお勧めです。

ただし、もし、常時乾燥機能を使うわけではなく、さらに、仮に日常的に風呂水を使うとなると、水冷式の日立は、乾燥フィルターやフィルター室に結露してカビが生えやすいという難点はあります。また、乾燥に水を使うので、当然水量は増えます。

その場合、空冷式の東芝のほうが向いているといえるかもしれません。空冷式は、水冷に比べて湿気や熱気を出すとはいっても、窓やドアがあって開けた状態で使えるか、換気扇があるならば、気になるようなレベルではありません。

音でいえば東芝のほうが静かです。ただし、風呂ポンプの音は、どのメーカーのものもそうですが、それなりに音はします。乾燥時の音は、どちらも同程度です。

なお、細かなことですが、東芝は、蓋を開けた状態で、洗濯ができます（すすぎや脱水は、もちろん蓋がロックされます）。洗いの時からロックされてしまうことがほとんどなので、意外に気にする人の多いポイントです。水流の強さを、洗濯途中であってもボタン一つで調節できる機能も、評価する人が多いですね。


なお、今まで専用乾燥機を使われていたとのことならば、実は、どちらも乾燥機能には満足できないかもしれません。時間もかかりますし、縦型の乾燥機の宿命で、どうしてもしわにはなります。洗濯と乾燥を並行してやることもできません。

今までが別々で、特に一気にやってしまいたいという理由がない限り、個人的には、やはり別々で買われることをお勧めはします。

この機種だからということではなく、どんな機種にしようとも、乾燥機一体型は、専用機に比べて乾燥機能が劣ることだけは、ぜひ覚悟しておいてください。