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チャプターというのは、録画した番組につける印で、録画した番組をシーンごとに区切る為に使います。用途としては、スキップボタン(逆再生や早送りではない）でシーンを飛ばしたり戻ったりするときに、この印を始点として再生するときに使います。チャプター編集は、録画した番組の任意の場所に印を付ける作業です。例えば好きな場面だけ取り出したいときは最初と終わりに付ければ、スキップボタンで何度も再生が可能になります。60分のAの番組で好きなシーンが10分あったとします→シーンの最初にBの印(チャプター)を付け、10分後の最後の場所にCの印をつけます→この時シーンは全部で3つに分かれます→その中のBからCまでの10分間だけ抜き出してA1というプレイリストが作れます→A1をダビングすると、そのシーンだけのAの番組が見れるという訳です。プレイリストはチャプターで区分けされたシーンのうち、必要な部分だけを取り出し別の番組として作る作業になります。ただし元の映像(オリジナル)には何ら手を加えることはありませんので、実際には任意に付けたチャプターの部分だけを再生するための、仮の番組ということになります。プレイリストを作る理由としては、再生時に無駄なシーンを省いて見たい時の他に、ダビング時に別のシーンと区別してダビングが可能になるという利点があります。例えばいくつか録画した歌番組を、チャプター分けしてダビングするとします。各番組で1シーンしかダビングしない時、プレイリスト無しでダビングした場合、各シーンをひとつの番組にしてダビングします(つまりチャプター分けされた一つの番組になる)。この場合、仮に各番組で選んだシーンが全て違う歌手を選んでいたら、ダビングされた番組は、それが連続して再生されるだけになります。プレイリストがある場合、各番組のシーン毎にプレイリストを作成すれば、ダビング時に番組毎に分かれたまま、一気にダビングされます。これで再生した場合、歌はシーン毎にプレイリストに分けられているので、任意の部分だけを再生も可能になるんです。チャプターは番組みをシーン毎に分ける印を付ける作業、プレイリストは任意の部分だけを番組にする作業です。