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デッキ単体としては可もなし不可もなしといった印象ですが、単体でmp3ファイルに変換てぎるところは興味深いですね。但し、変換ビットレートが固定されているので、より高音質で保存したい方には不向きでしょう。現在ではmp3ファイルの変換レートは、同機で固定されている128kB/sは音質的には「そこそこ」レベルであり、私個人は256kB/s(概ね1分間あたり2MB程度を要します)以外は使用しておりません。カセットテープで高音質保存するか否かは録音内容に対する価値判断も絡みますし、一概には申し上げられませんが、「カセットだからこの程度でいいだろう」と考えるのもいかがだろうと思います。また、CD-R/RW対応を謳っていますが、あくまで再生時の話であって、同機単体でCD-R/RWに記録できるものでないことにはご注意ください。CD-R/RWにカセットテープの内容をダビングするのであれば、いずれにせよ別途CDレコーダーかCD-R/RW記録できるドライブを搭載または接続できるパソコンが必要になります。安価なウォークマンからUSBオーディオインターフェイスを経由してデジタル保存するよりも高音質を期待できるかとは思いますが、私ならば中途半端なデジタル音声変換できる同機のようなモデルよりも、ピュアオーディオに徹したカセットデッキをご用意され、そのライン出力からUSBオーディオインターフェイスを経由して、mp3のように圧縮された形式で保存することなく、wav形式で保存した後にテープヒスノイズをサウンド編集ソフトを利用して除去された後にCD-Rに記録するのがベターかと思います。参考サイトhttp://www.teac.co.jp/audio/teac/w890r/index.htmlhttp://tascam.jp/product/us-100/