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２本のアンテナを混合して、１本線にする場合は、
屋外用混合器というものを使い、１本の同軸ケーブルにして、
室内に引き込みますが、
同じ送信局からの受信で、２本のアンテナを混合するのは、
他の方も書いている通り、
干渉して、電波障害になり、チャンネルどうし潰しあって、
受信レベルが落ちます。

２本のアンテナを使う時は、別方向の送信局へ向けて使う時で、
また、方向が近い場合は、それぞれの入力から、重なるチャンネルがないように、
地域別で、特定地域混合器などを使用します。

基本、１方向の送信局を受信する場合は、アンテナ１本で、十分利得を稼ぎ、
補助で、映らなければ、ブースターを繋ぎます。
アンテナの能力が低ければ、アンテナの受信総レベルと、ノイズの差（Ｓ/Ｎ比)が、
少ないですから、高利得ブースターで、上げても、改善しない場合が多いので、
アンテナの能力が大きい物で、Ｓ/Ｎ比を稼いで、それでも足りない時に、
ブースターで増幅分配することで、ＴＶの映りが格段に改善されます。

買った、ＵＡＨ８００は、２０素子相当のアンテナですから、
前についていたアンテナよりも、大きいのであれば、同時に繋ぐのではなくて、
取替えすれば、効果があります。
弱電界地域手前まで使えますから、
東京タワーであれば、見通し障害物がなければ、
～５０ｋｍまで、ぎりぎり使えることになります。
同じ素子のアンテナであれば、受信レベルが変わらないことになります。

現状、どちらか１本ずつ付けてみて、受信の良いほうを、取り付けして、
受信レベルがまだ足りないようでしたら、屋外型のブースターを付ければ、
改善します。(アンテナをまた買い直すわけにも、いかないでしょうから)
すでにブースタが付いているなら、数値の大きい物に交換が必要です。
（～４０ｄＢ増幅型が、最大クラスです)

くどいようですが、同じ方向に、２本のアンテナは、地デジは映りません。

（アナログ受信時に、スタックと言って、元々電波障害で、
ゴーストなどがひどい時に、２本の全く同じアンテナを、同じ方向に向け、
寸法を全く対称位置で、ケーブルも同じ寸法で、繋ぐ方式がありますが、
プロが行うもので、シビアな設置が必要で、素人ができるものではありません。
地デジでは、電波障害がほとんどないことが強みですから、
スタックは、組む必要が無いですし、逆に同じチャンネルを食い合って、
レベルを落とします。）