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どのぐらいの間、モーターを回したのかにもよりますが、過放電保護回路が働いたものと考えられます。 リチウムイオン電池は、通常は3～4.2Vの範囲で運用します。しかし、電圧が2.3V未満になると充電不可能になってしまいます。その為、2.3Vで放電をブロックし、3Vに復帰するまでは放電できない状態になります。http://industrial.panasonic.com/www-data/pdf/ACA4000/ACA4000PJ4.pdf 普通、2.3～3Vまでは、電池に対する負担を軽くする為、充電電流を容量の10%まで落とし、ゆっくりと電圧を回復させます。このプロセスは予備充電と呼ばれるものですが、充電回路によっては、時間で区切って、それまでに回復しなければ電池不良として充電停止してしまうものもあります。 つまり、原因としては、本当に2.3V未満になってしまったのか、あるいは予備充電プロセスが不完全で、電池不良と見なされているのか、いずれかです。 対処としては安定化電源で電流を制限しながら、3Vになるまで、注意深く電圧を増加させながら、低電流充電を行なうことです。これによって、過放電保護回路の復帰条件を満たすことができます。 機器を持ち合わせていないのであれば、電池を交換するしかありません。