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シグマでも純正でも対角魚眼を一本と、12-24mmのような超広角レンズ一本持っていれば高感度で60秒露出ぐらいなら星が点に写ってくれます。あとディフューザーフィルター（ニジミ系）を使うと、見た目で星を見た時の感覚に近く写せます。ISO3200、上限f4.0ぐらいで撮れば天の川もバッチリ綺麗に取れます。ただ美しく仕上げたい場合はRAWで撮って現像ソフトでしつこく自分の思い浮かべる色やノイズ処理を何度も工夫して下さい。センサーが叩き出した画像とはまた格別に違った写真になります。良く目にする綺麗な天体写真は相当な画像処理を頑張って自然に見せている作品です。また、もっと細かい事を言うと、デジカメのセンサーにはローパスフィルターが装着されておりそのフィルターが赤外領域をカットしてしまいます。そのため、天体写真の醍醐味である赤い星雲の描写がフィルムカメラに比べ相当悪いです。本格的に天体写真をされる場合はローパスフィルターを自分でセンサーから取り除き、一部のマニアが作成している天体専用のローパスフィルターに付け替える事で赤い星雲の写りを良くします。私も一台専用カメラを持っていますが全く移りが違います。日周運動を風景に入れた作品は中盤フィルムカメラの方がはっきり言って綺麗と思います。しかし、デジタルの醍醐味はコンポジット合成と言う形で、短い露出のデータを大量にPC上で合成する事で都会の夜空でも夜景と一緒に星の動きを写真に出来たり、高感度で赤道儀（地球の自転にあわせてカメラを動かす装置）を使わなくても、風景を止めた状態で星が点像に写り天の川も綺麗に撮影出来るところに魅力があると思います。ぜひ、やってみて下さい。