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アクティブシャッター方式というのは右目用の映像と左目用の映像を交互に高速に表示し、メガネによって右目と左目を交互にふさいでそれぞれの画像を右目と左目に別々に見せるというハードウェア側の方式のことです。現在の家庭用3Dディスプレイの多くはこの方式を採用しています。
これに対し、サイド・バイ・サイド方式というのは右目用の映像と左目用の映像を、画面を左右に分割してそれぞれ収録しているというソフトウェア側の方式です。

ですから、この２つを比べても意味はなく、サイド・バイ・サイド方式の映像を、アクティブシャッター方式によって3D化するという事になります。単にHS244HQbmiiがサイド・バイ・サイドに対応していないというだけなので、サイド・バイ・サイドに対応したモニターを購入すればそれで済む話です。
なお、あくまでもモニター側にサイド・バイ・サイド方式を3Dに変換する機能がないというだけなので、ブルーレイ再生ソフトに変換機能があれば、例えモニターが対応していなくても問題なく3Dで見ることは可能ということになります。現在は公式にサイド・バイ・サイドへの対応を謳ったソフトはないようですが、WinDVDの一部のバージョンで再生が可能なようですし、また、PowerDVDも将来バージョンアップによって対応するとしています。ですから、それらのソフトのバージョンアップが行われれば、モニターを買い換える必要はないということになります。………いつになるかはわかりませんが (^^;)。

なお、メガネの規格の統一というのはメガネをコントロールする信号の話であって、表示形式とは関係ありません。各社で同じメガネが使えるかどうかいうだけの話ですし、現在、既に各社マルチ対応のメガネは存在します。また、東芝のグラスレスが実用的かつ、一般人の買える価格になるのは相当先の話です。