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基本設定としてはおかしいですね。
例えば下記を参照してください。
http://www.goodtheater.jp/knowledgesplayout.htm
リアスピーカーを耳の横に設置するときの調整のポイントは「音量」ではなく、耳への「到達時間」です。
理想的なスピーカーセットですが、視聴者からすべてのスピーカーが「等距離」にあることです。ソフト制作側はそれを前提に音響デザインをしています。
これがたとえば(極端な例ですが）リアスピーカーが耳の横のすぐ近くにあると、前方の音を聞く前に後方の効果音を先に聞くことになります。※リア成分の音量を下げてもダメです。到達時間は音量の大小ではコントロールできません。
なお、ふつうAVアンプでは（機種によっても機能が違いますが）センタースピーカーやリアスピーカーへの音の伝達時間を、手動またはマイクを使って自動調整（遅らせる：これによって、スピーカーが等価的に遠い位置に置かれたのと同等の聴感を与える）できるようになっています。
あなたのシステムが伝達時間を調整（ディレイを与える）できるようになっているか、取り扱い説明書で調べてください。